立岩 真也

定価: ¥ 2,940
販売価格: ¥ 2,940
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発売日: 2000-10
発売元: 青土社
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弱くある自由へ―自己決定・介護・生死の技術は必読の書といって過言ではないでしょう。
あなたに必要な知識がこれでもかと詰め込まれた一冊です。
一見、難しそうに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
読んでいただければわかりますが、非常にわかりやすい表現で書かれた本です。
弱くある自由へ―自己決定・介護・生死の技術の一冊を読んでいるかいないかは、今後のあなたの人生に大きな分岐をもたらすかもしれません。
それくらいこの世界では必携といわれる書物です。
弱くある自由へ―自己決定・介護・生死の技術の読後感をレビューで確認いただければ私の言い分が大袈裟でないことをご理解いただけると思います。
左派社会学者
独特な語り口で知られる著者だが、この自己決定権という問題にかんしては、徹底してラディカルな立場に立って議論を進めている。つまり、自己決定を妨げているのは社会の圧力であり、パターナリズムであり、弱者の自己決定権は最大限守られなくてはならない、とする立場である。このような立場の論者も必要だろう。たしかに、著者が専門とするALS(筋萎縮性側索硬化症)はあのホーキング博士が罹患した疾患であり、長年のレスピレーター装着を必要とするが、日本においてはその装着率は30%と低率であり、それはこの30年くらい変化していないのだ。それは、「人工呼吸器を付けて生きてゆく」という選択が事実上閉ざされているという状況に置かれている患者が多いことを意味し、またこのような患者はTLS(閉じ込め症候群)といって眼球運動以外で自己の意志を伝える手段を奪われるために、「生きていてもしょうがない」と周りも思うし、患者もそう思い込まされているということも意味している。しかし、その現状への憤りからか、著者は医療従事者に対しては強い不信感を持っているように感じられる。これは本来弱者側にとっても望ましくないことであると思われる。
特殊な文体のために読み難く感じられるかもしれないが、それでも著者の立場が徹底している分、強い説得力を持つように感じられるのも事実だ。このような問題に関心のある向きにはお勧めできる。
評価とか大それたことではなくて…
上のデフォルトのレビューだと、不正確な印象を受けるので、コメントを添えてみたい。
本書は、対談や連載などを集めたものである。同じ著者の『私的所有論』とは文章形式が異っているが、「厳密」さは微塵も揺らいでいない。
