三好 春樹

定価: ¥ 2,625
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発売日: 2003-12
発売元: 雲母書房
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痴呆論―介護からの見方と関わり学は必読の書といって過言ではないでしょう。
あなたに必要な知識がこれでもかと詰め込まれた一冊です。
一見、難しそうに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
読んでいただければわかりますが、非常にわかりやすい表現で書かれた本です。
痴呆論―介護からの見方と関わり学の一冊を読んでいるかいないかは、今後のあなたの人生に大きな分岐をもたらすかもしれません。
それくらいこの世界では必携といわれる書物です。
痴呆論―介護からの見方と関わり学の読後感をレビューで確認いただければ私の言い分が大袈裟でないことをご理解いただけると思います。
細かいヒント
認知症のケア「水・メシ・クソ・運動」を実践中、または実践してもまだ残る症状への対応を
どうするのか細かいヒントがたくさん書かれてあります。
生活暦の重要さ。
三好本の集大成として?
福祉の世界で、縦のものを横に斜めに転がしてきた三好春樹氏の著作の集大成だろう。
介護の現場に関わる者としては必読であり、禁断の書(?)でもある。
テキストやメディアに登場するような「介護理論」に対する痛烈な批判にはじまり、痴呆高齢者を独自に類型化し、芹沢俊介氏の「受動的存在」に関する議論を援用しながら、「見方」と「関わり」こそが介護職の専門性!というあたりに落ち着く。
被害妄想も、暴力行為も、異食や弄便も、性的異常言動も、介護職の認識(見方)と対応(ケア)と関係(関わり)の持ち方次第であると三好は言う。痴呆老人の世界は、社会一般の常識から捉えれば「異常」なことが起きる。むしろ「異常」が日常となる世界だろう。三好氏は、その「異常」や「問題」への見方と関わりが大事だと言う。それが介護職の専門性を担う部分であろう。そしてそれらは、医療や福祉の教科書に載っていることを実践するにあらず、「並んで座る」「世界を共有する」ことからはじまるようだ。
三好氏は、お年寄りから学び、現場の職員から学びながらそんな結論に至っている。福祉の世界の既成概念や耳障りのいい言葉をぶちこわしていく三好氏の今後の発言が楽しみである。
